ナツメグをフルコンプ
これが自分の本気語りだっていうところを見せてやる!!
今日の日記はネタバレを含みますので注意~。
Filnの最新blog日記から来た人はいきなり全表示なのでご愁傷様~。
ということで、レビューを開始~。
※苦情・批判は一切受け付けませんので悪しからず~
まず、攻略キャラクターを簡単に説明してしまえば、
東雲 由佳子 ・・・ 控えめな優等生
乾 実梨 ・・・ ボーイッシュな友達感覚の強い同級生
野島 ほとり ・・・ 天然系の後輩
小早川 円 ・・・ エロい生徒会長w
セリス・アルフォード ・・・ ツンデレお嬢様
こんな感じです。とても判りやすい個性を持ったキャラたちだということですねw
とりあえず、プレイする前に第一印象だけで好きなキャラを順に並べてみると、
セリス > まぁちゃん会長 > 実梨 > ほとり > 由佳子
となっており、印象に残りやすいキャラが上位になっていました。
そして、コンプした今、改めて好きなキャラを順番に並べてみたところ・・・・
セリス > まぁちゃん会長 > 実梨 > ほとり > 由佳子
・・・・変わってませんねwww
まぁ、あれです。第一印象は簡単には覆らないということですw
ツンデレ金髪は王道作品にはピッタリの逸材でしたね。
ツンとしているマイナスから、デレになったときのプラスまでの差が大きいので、
そのあたりが個人的には何度ツンデレキャラをプレイしても飽きないところですw
そしてエロい会長(w)は何をやらせても完璧超人です。
ネコミミさせても仕草が可愛い、
水着にさせても、スタイルはグラビアアイドルも真っ青w
そんなお姉さんが最初から主人公に対して甘々なのですから卑怯ですw
次は勝気な同級生。
ツッコミ上手な彼女も、ツンデレ気質ありですw
しかし、本当の真価は○○状態になったときにこそ表れる!!w
(後述の実梨ルートレビュー参照)
天然系の後輩は、可愛いうえにノリノリです♪
ネコミミ戦士ミラクルほとりんの爆誕は必見w
しかし、この後輩の正体を知ったときはきっと誰もが唖然とすることでしょう・・・。
最後は、控えめな優等生。
控えめ過ぎて印象に残りづらいというのが残念ですが、
主人公を好きな気持ち誰よりも強いのに、どのルートでも重荷にならなかったあたりが凄い。
彼女の転校にはきっと誰もが涙ぐむことでしょう。
好きなキャラについては上記の通りですが、
今度は各シナリオの好きな順に並べてみます。
多くは好きなキャラ=シナリオになると思うのですが、果たして結果は・・・・
実梨 > ほとり > 由佳子 > まぁちゃん会長 > セリス
・・・今回はキャラクターとシナリオの良し悪しは全く別物だったのです。^^;
実梨は友情と恋愛の狭間で揺れる心情が何よりも印象的でしたが、
ほとりは・・・・・・これはまるで別作品と言わんばかりに驚愕のシナリオでしたw
もちろん、後で各キャラ別にレビューしますが、
とにかく、王道作品の中にも規格外のシナリオが一本入っていたことが新鮮でした。
プレイ時間も、1st=5時間、2nd~=2時間 総プレイ時間11~13時間ぐらいあればコンプできますので、非常にテンポ良くプレイしやすい作品でしたよ~。
これなら進んでコンプしたいと思える作品なので、シナリオ量が多いから良作というわけでないことが判ることでしょう。
ここからが本当のネタバレです。
珍しく色々と点数付けてレビューしてますので、どの程度楽しめたかが判れば幸いです。
※ちなみに順番はクリアした順から
>セリス・アルフォード
シナリオ 65点 / キャラ 91点 / 声優 85点
個別ルートに入ったら、主人公のお隣さんへと押しかけてくるセリス。
半ば奇妙な半同棲生活も始まるわけですが、
夏が終わったらセリスはイギリスに行くことが決まっていました。
でも主人公とこれからを過ごしたいという想いから、一度は日本へ残ることを決意。
しかし、若くして妻を亡くした父親は言葉にしないながら、娘のセリスが妻の母国イギリスで一緒に過ごすことを願っていたことを知り、
最後は、主人公と好きなダジャレを多く書き留めることを約束し、お互いを信じて分かれる二人。
そうして、待つこと1年。ダジャレの看板を前に笑うセリスが現れ、止まっていた夏は再び動き出すというお話しです。
>感想
感想としては、最初にクリアしなければ他のシナリオに比べてのあっさり感が拭えません。
シナリオ量としては他と同等ですが、そんなに心に響くセリフとかも無いので、
基本的にはキャラに萌えろ!!の一点張り。
セリスというキャラクターは本当にこの作品では一番ですので、
キャラから入っていくことで、後のシナリオにも感情移入できることでしょう。
声もツンデレにピッタリな韮井 叶さんですから高評価ですよ~♪
>小早川 円
シナリオ 68点 / キャラ 87点 / 声優 75点
主人公に甘い幼馴染のお姉さんは、
いつしか、主人公を一人の男性として意識するようになり、
やがてお姉さんというポジションに耐え切れなくなります。
しかし一方では、主人公はあまりに完璧なまぁちゃんと自分の関係は、
姉と弟であるからこそ繋がっているだけなのではないかと自身をなくします。
お互いを好きだからこそのすれ違い。今までの関係が崩れることの怖さを知った二人ですが、
最後は、今までの関係に「恋人同士」をプラスすることで解決。
無事、新しく統合された学園でも仲の良いカップルでい続けましたというお話♪
>感想
やばい~、この点数評価は絶対バッシング対象だ~・・・orz
辛すぎるとか言われそうで怖いんですが、3部門での評価だとこうなりました。
シナリオ展開としては、王道ですので先が読めました。
せっかくここまで先が読めるのですから、ラストはもっと未来のエピローグでも良かったと思ってます。
(それが追加されたら10点増です)
キャラ的には、「ぶ~ぶ~ >3<」って言ってるあたりが非常に愛くるしいところがあり、
水着も黒ビキニが似合う人はそうそういないかと・・・・www
声優さんのまきいづみさんは悪くないです。というか他に合いそうな声優はいないでしょう。
でも評価が辛いのはただ一つ。 『他が良すぎた!!』・・・・以上です
>乾 実梨
シナリオ 89点 / キャラ 83点 / 声優 90点
気が付いたら好きになっていた・・・・。
そんな中、気にせずにはいられないのが、親友(由佳子)も好きな人がいるということ。
それが二人とも同じ人(主人公)を好きになってしまったことで苦悩する実梨。
部活動でのお泊り会で飲んでしまったお酒。思いっきり酔っ払ったことで胸にしまっていた想いを暴露。
それがきっかけて、由佳子にも自身が主人公のことを好きということが知られ、
二人で熱く語るうちに、いつしか恋の行方は『どちらが先に主人公に告白されるか』というバトルが勃発。
しかし、先手を打った実梨が、自分の行いを親友に対する裏切りなのではと落ち込んでしまう・・・。
最後はみんなとの関係は主人公と実梨が恋人同士になっても変わらないと由佳子に諭され、涙する。
そうしてようやく主人公からの告白により、恋仲になった実梨は、由佳子とまた次の冬休みに会うことを約束し、夏は終わる・・・という感動物語。
>感想
説明すると凄い大変なシナリオなんですね~^^;
書いてる自分がよく判らなくなってきました(爆)
でも、親友と同じ人を好きになったことによる苦悩や、
それでも、お互いを認め合いながら正々堂々(?)と好きな男を取り合うあたりは、
由佳子の人柄の良さもあって、非常に良いシナリオとなりました。
キャラクター性では、『実梨には主人公に酔いしれさせろ!』という感じでしたね~。(お酒的な意味でwww)
酔ったときの実梨は普段でも表情豊かなのに、さらに感情表現が激しいです。
そのときの青山ゆかりさんもユニークに演じているだけに非常に好感触♪
上手いか下手かじゃなく、好きか嫌いかで評価してるので、ポイントが高くなったというわけです。
>野島 ほとり
シナリオ 88点 / キャラ 78点 / 声優 95点
彼女は守護霊です!!
最後には転生して主人公の前に現れます。・・・・以上(マテ!!)
部活動のお泊り会で偶然見たほとりの姿。
青白い幻想的な光に包まれた彼女の姿が神々しく見えた主人公。
以降、「野島ほとり」という後輩に興味を持ち、探りを入れてみるも、
なぜか調べ上げることができず、見当違いな方向へたどり着いてしまう。
自身の不審な点を感じ取られてしまったほとりは、主人公に自分は学園の守護霊だと打ち明ける。
そして学園が統合し無くなってしまうことは、ほとりにとっては最後の夏。
最初は信じられなかった主人公も、覚悟を決め、
ほとりと一緒に、夏が終わるまで二人で過ごすのだった。
最後には消えてしまうほとり。二人は「またいつか会う」ことを約束し、ひと時の別れ。
そして月日は流れ、統合先の学園の教師になった主人公は、
慌しい日常を送り、ほとりと会うことを信じて待ち続ける日々。
あの夏から16年も経過したある日、学園の門には一人の転入生の立っているだった・・・・・・
>感想
正直、シナリオ的には『外伝』とも呼べる位置づけです。
あまりにも他のシナリオとかけ離れているので、最初は唖然としてました^^;
現実的で学校時代の夏を思い起こさせるシナリオの中に『守護霊』ですからね・・・。
しかし、内容はEDが も の す ご く 作りこまれてます。
何年経っても立ち絵が変わらない点だけを除けば、16年という歳月を細かく描き、
それぞれのキャラクターが大人になっていく過程がわかりますので、どのEDよりも未来図が判ります。
さて、キャラクターの方はと言えば、久々に良い天然キャラの登場ですw
可愛いだけの後輩なら他作品にいくらでもいますが、
和んだ後輩は個人的に久しぶりですw
それに加えて、佐本二厘さんの甘い声が今作No.1のインパクト!
これは素直に萌えざるを得ないと認識を改めさせてもらいましたwww
>東雲 由佳子
シナリオ 75点 / キャラ 73点 / 声優 90点
他人を拒絶している転入生(主人公)に以前の自分を見た由佳子。
その主人公に手を差し伸べ、徐々に心を開いていく主人公。
そして由佳子が転校してしまう最後の夏。
出会うまではお互い一人で過去の無い二人は、
未来という想い出を作るために惹かれあうのだった・・・・・。というお話。
>感想
正直、5人の中では一番ネタバレしてない↑の説明w
しかし、綺麗なまとめかたをするのが一番由佳子らしい感じなのでご了承をw
ということで感想ですが、残念ですが物足りないです・・・・orz
色んなルートで、由佳子が重要キャラとして存在しているだけに、
最後の攻略キャラとして、グランドフィナーレは素晴らしいものだと期待してました。
確かに、元々主人公を好きで、主人公もそれに応える良いお話なのですが、
ラストのエピローグが本来のエピローグ前で終わってる感じです。
絶対、冬休みに再会するシーンがあると思ってただけに、物足りません。
キャラクターは控えめなキャラというだけあって、他の個性的な人物からすれば地味だったり・・・。
サブキャラの一人として、他のルートでは光輝いているのは凄いの一言でしたけどね♪
声優も、夏野こおりさんは他作品のキャラと比べれば別人にも聞こえるので、演技力は抜群。
何をやらせてもメインになれる声優さんっているのだな~と思いましたw
以上がナツメグのレビューでした!
もうほとんど語り尽くしたので、最後は総評以外ありませんw
この作品は、攻略キャラクターの順番を間違えるとシナリオ評価の低いルートはさらにがた落ちです。
セリス・まぁちゃん会長は1~2人目に攻略し、実梨は3番目、4番目は迷いましたが、ラストで肩透かしを喰らった分、由佳子を攻略。
そして最後は他のシナリオとは違うほとりをクリアしてコンプするのが一番安定してますね~。
今回のレビューではまるで触れてませんでしたが、親友のシゲオも非常に明るく、時にはシリアスに接してくれる良いキャラでしたし、
ランダムイベントのパートでは、シナリオテンポが短く楽しく進めるだけに、読みやすい展開でした。
必要最低限のシナリオと言えば、聞こえは悪いですが、無駄がなく判りやすい物語が本作の一番の特徴だと思っていますので、
ゲームをするのに疲れた人向けの作品かなと。
それでは最後に、この作品の総合点数を出します。
その点数は・・・・・
以後、自分はこの『ナツメグ』を脳内水準として設定します。
これより下回る点数の作品は、たとえ良くても、どこかに欠陥がある作品。
逆に上回る作品は、手放しで良作だと認める作品にします。
今回の本気語りには自分の点数判定の基準となる作品が決まったために、
もの凄く気合をかけて書いたというわけなのです。
この点数レビューは、しばらくは使いませんが、
今年の脳内ランキングでは全ての作品に点数をつけていきますので、
80点を境目にして、自分にとって良いか悪いかを判ってもらえれば・・・と思います。
それでは、次回の更新は未定ですが、
また本気語りができるように気合を入れなおしていきますよ~ノシ
by you_desuno | 2007-10-17 01:48 | PCゲーム