リトルバスターズのショートストーリーを書いてみる その9

一桁台のナンバーもこれで最後の第9弾。
作者自身、もう何話で終われるのか検討がつきません(ぉ)

本来ならば今回と前回の話が一緒になるはずだったのですが、
感情移入してくるとどうも文章量が多くなってしまうみたいですww
ということで、今回は姉御の打席をとくとご覧あれ~♪





4回裏 「リトルバスターズ」の攻撃中


リトルバスターズとキャプテンズの試合を見に来た生徒達が増えていく中、
今のグラウンド内は静かで、そしてピリピリとした緊張感が漂っている。
これはきっと、これから打席に入る来ヶ谷さんが放つ気がそうしているのだと僕は感じた。



1番 来ヶ谷 唯湖


1アウトランナー1塁で迎えたバッター来ヶ谷。
踏み込む足場を確認して、プレイ開始。


唯湖「葉瑠佳くんと能美女史の頑張り、この私が継がせてもらう」

葉留佳「おぉ~、姉御カッコいい~!!」
小毬「唯ちゃ~ん、ファイト~♪」

唯湖「くっ、唯ちゃんは止めろと何度も――」


スパァン!! (直球)


審判「ストラィ~ク!!」
佐々美「余所見とは余裕ですわね。プレイは再開してらっしゃいますのよ?」

小毬の応援に脱力している間に、第1球が投じられてしまった来ヶ谷。

唯湖「・・・・・・」

しかし、その表情には驚きや焦りの色は見えず、
むしろこの見逃しも狙っていたのではないかと思えるほど。
再び、威圧感のある雰囲気を放ちつつ、バットを構える。


理樹「もの凄い空気が張り詰めてるね」
謙吾「ああ、間違いなく来ヶ谷が発しているオーラだ。 この雰囲気の中でプレイするのは並大抵のことではない。」
恭介「だからこそ、ピッチャーもさっきの一瞬しか投げられなかったわけだな。」
葉留佳「ん~、でもそれだと姉御がわざと隙を見せたってことに聞こえるけど?」
美魚「それは――・・・・・いえ」

言いかけた美魚は言葉を濁す。

葉留佳「ん? 美魚ちん、どしたの?」

美魚「何でもありません。 でもきっと来ヶ谷さんにも考えがあってのことだと思います」


ズバァン!! (直球・ハーフスイング寸止め・ボール)


ドコォッ!! (直球・見逃し・ボール)


審判「ボール! カウント1-2」


美魚(・・・・・・・来ヶ谷さん)



回想 (クドの打席中の来ヶ谷と美魚)


唯湖「笹瀬川くんは直球しか投げられないかもしれない」

突然、来ヶ谷さんが険しい顔をして言いました。

美魚「鈴さんにはフォークボールを投げられたようですが・・・?」
唯湖「しかし、その1球のみに留まっている。きっと腕の負担が大きいのだと思う」

続けてフォークボールについて、「握力が必要」「相当な投げ込みを続けること」など、を説明してくれました。
それを踏まえて、

唯湖「全力投球はあと数球。フォークだと2~3球が限度と見ている」
美魚「だから途中交代での登板になったのですね。」
唯湖「察しがいい娘は好きだよ。 そう、極度の投げ込みを続けてきたであろう笹瀬川くんの体は限界のはず」

そして最後にこう言いました。

唯湖「それを私が・・・・・打つ!」


美魚「では皆さんにもそれをお伝えして・・・・・」
唯湖「いや、それを言ったら気を遣って打てなくなる。みんなは甘いからな。それに――」
美魚「それに?」

唯湖「笹瀬川くんもそれを知られたくはないだろうからな」




1-2のバッティングカウントから、ピッチャー第4球!

唯湖(始めは「おもしろいから」とだけ思っていた私も、今は本気になっている・・・・)


ザ・・・・シュゴォッ!! (直球)


唯湖(だが、こういうのも悪くない)


カキィィィン!!


打った打球はライトへ抜けた~!!
一塁ランナーのクドは2塁を回って3塁へ激走!!

ライトが3塁へ送球するも際どくセーフ!
これで1アウト1・3塁とチャンスが広がった~!!


理樹「来ヶ谷さん、ナイスバッティング!!」
美魚「・・・それが貴方の強さなのですね。」
唯湖「だから言っただろう? チャンスメイクはすると」

一塁上で笑みを浮かべる来ヶ谷。
だが、その笑みは普段のものとは違った、充実感に溢れる笑みだった・・・・。


続く



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その1 序章編
その2 1回の攻防編
その3 追撃の3回裏編
その4 猛打の3回裏編
その5 真打ち登場の3回裏完結編
その6 絶望の4回表編
その7 希望の4回表編
その8 不屈の4回裏編

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  by you_desuno | 2007-09-16 15:57 | PCゲーム

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