リトルバスターズのショートストーリーを書いてみる その8

久々に再開するリトバスSSは第8弾からです~。
前回からはだいぶ時間も開いてしまい、その間、自分はリトバスをフルコンプしちゃいましたよw

本編の方は、トゥルーエンドでは大泣きさせてもらいました・・・。
その感動した勢いそのままにこちらも書き続けていきますので、
あと数話、頑張っていきます~。





回想 (4回表 棗 鈴)


葉留佳「鈴ちゃん、次の攻撃ではあたしが特大ホームラン打つから、あと一人、頑張って抑えよう?」

・・・・それまであたしは一人で投げている気がしたし、
今日の試合の結果もどうでもいいと思っていた。
でも、あの葉留佳の言葉、みんなの言葉で何かが変わった気がする。

――ズドンッ!!!!  (直球 145km)


佐々美「ひ、ひゃくよんじゅうご!?」

不思議と今まで以上の力が入る投球。
リトルバスターズの想いがそのまま込められた最高の直球。・・・・なぜ?

ビュン!!――ギュォォォッ!!・・・・ ブォン! ズバアァァァァン!!!!
(直球145km・空振)

審判「ストライクツゥー!!」

もう一球投げることで疑問が解けた。
そう、あたしは―――

「んにゃああぁぁぁぁぁっ!!!」

ビシュン!!―――ズゴォォォォォッ!!!・・・・ドゴォォォォォォン!!!!
(直球147km・見逃し三振)


あたしは・・・・・『みんなと一緒に笑顔でいられる時間』が欲しくなったんだ




4回裏 「リトルバスターズ」の攻撃




理樹「3点差・・・かなり厳しい状況なのは判ってるけど、この回で1点でも取りたいところだね・・・」
美魚「そうですね、でも笹瀬川さんの攻略は難しそうです」
真人「・・・ありゃ難しいぜ、まさかのアンダースローだからな」

メンバーが佐々美攻略に向け、苦悩する中・・・

葉留佳「それじゃあ、あたしが宣言通りの結果を果たしてみせマスよw」

真人「はぁっ!?」
理樹「ちょ、ちょっと待って、まだ対策が――」

言いかけているところで、恭介が言った。

恭介「いや、見てみろ。あの三枝の自信に満ちた顔を。 これは何かやってくれそうだ」
理樹「そ、そうなの? ・・・・でも確かに前の打席でもヒットだったし、可能性はある・・・かも」

不安と期待が入り混じった注目が三枝にあつまり、リトルバスターズの4回の攻撃が始まる・・・・



8番バッター 三枝 葉留佳





ビシィッ!!!(見逃し三振)

審判「ストライク! バッターアゥ!!」


葉留佳「ダメでした☆」

真人「お前、何しにいったんだよ!?」
恭介「・・・・・・・・・・」(汗)

さすがの恭介も言葉を失っているようだった・・・・。

クド「わ、わふ~・・・・・」
ネクストバッターズサークルでは、このピンチの状況に怯えを隠せないクド・・・・。
しかし、そこへ三枝が近寄っていく。

葉留佳「クド公~、ちょっと耳貸して♪」
クド「はい?」

・・・・・・・・・ゴニョゴニョゴニョ


クド「く、くすぐったいです~、耳に息を吹きかけないでください~!w」
葉留佳「はい、リラックスしたところで、GO~、GO~♪」
クド「わふ~、頑張ってくるのですよ~!」

さっきとは別人のようにバッターボックスへ向かっていくクド。
ベンチへ戻ってくる三枝も上機嫌な様子。

真人「三枝ぁ、お前クド公になに言ったんだよ?」
葉留佳「別にぃ~、ただホームラン打ってこいって言っただけデスよw」
理樹「ええっ!?」

葉留佳「さぁ、楽しみはこれから、これから♪」



9番バッター 能美 クドリャフカ


佐々美「相手が能美さんと言えど、本気で投げさせてもらいますわ。悪く思わないでくださいまし」

ピッチャー笹瀬川、ゆっくりと振りかぶって、第1球!


シャッ―――ギュオォォ・・・・・・ズバアァン!!!(直球・見逃し)


審判「ストライ~ック!」

クド「・・・・・・・・」
1stストライクを取られても、集中しているクド。
その目には強い意志が宿っている。


タ・・・・・・タ・・・・・・ン

続いて、第2球をピッチャーが投げる!


ビュン!――グァァァ・・・・・

タン・・・・・タン・・・・・タ―――

ズドォォォン!!! (直球・見逃し)



審判「ストライク・ツゥー!!」

謙吾「能美には打てんな・・・あのスピードは」
葉留佳「まだアウトじゃないから見守ってて」
小毬「ク~ちゃん、頑張って~!!」

佐々美「遊び球は使いませんわ。これで・・・・・アウトですわ!!」

大きなワインドアップからの下手投げで、ピッチャーが3球目を・・・・・放った!!


ザ・・・・ビシュゥッ――――



回想 (三枝からクドへの耳打ち)


打席に入る直前に三枝から耳打ちされたことを振り返るクド。
簡単に三振でアウトを取られた人間とは思えないほどのアドバイスを送られるのだった。


葉留佳「クド公、いい? あの笹瀬川佐々美から打つ方法はタイミング。それが取れればクド公でも打てるよ♪」
クド「おお~、これで私もビッグヒッターの仲間入りですね♪」
葉留佳「でね、タイミングは、ピッチャーが足を上げてから、『タン・・・・タン・・・・タタン』と足踏み。そしたら後は思いっ切りバット振り下ろす!!」
クド「・・・・タイミングは判りましたけど、バットを振り・・・・下ろすですか?」
葉留佳「うん、それは打ってみたら判るよ。 そして最後にもう一つ、クドに必要なものはね・・・・」
クド「必要なものは・・・・・・?」

葉留佳「・・・・・フぅ~♪」
クド「あはは、く、くすぐったいです~、耳に息を吹きかけないでください~!w」

葉留佳「はい、リラックスしたところで、GO~、GO~♪」
クド「わふ~、頑張ってくるのですよ~!」




佐々美「これで・・・・・アウトですわ!!」


ザ・・・・ビシュゥッ――――


クド「タン・・・・タン・・・・タタン」
葉留佳「いけぇ~、クド公~~!!」

クド「わふ~~!!」  ブォン!!

タイミングが完全にピッチャーのモーションとシンクロしたクド。
渾身のバッティングは何と―――

理樹「だ、大根切り打法だ!!」


ギィンッ!!!


自信の頭上からから真っ直ぐに振り下ろし、地面に叩きつける大根切り打法は
大きく跳ね上がり、滞空時間の長い打球となる。
普段の非力なクドでは、笹瀬川の投げる球は前に飛ばせないほどだが、
全体重と重力によって振り下ろされるバットでは、力が増す。

打ったのはクド本人だが、そのことを踏まえてアドバイスを送った三枝も忘れてはいけない。
そして打球は・・・・・


佐々美「――くっ!」  パシィ!
跳ね上がった打球はマウンドのやや後方に落下。ピッチャーはそれを捕球し、一塁へ送球――

審判「セーフ!!」

――できない、送球できない!
投げる直前に、打者のクドは一塁を駆け抜けていた!!

クド「やりました! これで守備の汚名返上です~♪」
葉留佳「クド公~、愛してる~!!」
真人「もう、何にツッコんでいいのか判らないが、凄ぇ・・・・」

歓喜の声が上がるリトルバスターズベンチ。
打撃に関しては脇役と思われていた、三枝&クドのコンビが1アウト1塁の得点の可能性を作るのだった。
そして打順は3打席目の1番へと回る。

美魚「来ヶ谷さん、チャンスメイクお願いしますね」
唯湖「まぁ、見ていろ」


そう言い残し、バッターボックスへ向かう来ヶ谷。
不屈の精神を見せるリトルバスターズの4回裏の攻撃は、まだ始まったばかり――。


本気の4回裏編へ続く



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その1 序章編
その2 1回の攻防編
その3 追撃の3回裏編
その4 猛打の3回裏編
その5 真打ち登場の3回裏完結編
その6 絶望の4回表編
その7 希望の4回表編
その9 本気の4回裏編

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  by you_desuno | 2007-09-09 23:58 | PCゲーム

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