リトルバスターズのショートストーリーを書いてみる その6

自分でも思った以上にしっかり連載できている第6弾w
「継続は力なり」とはよく言ったものですね~。
何はともあれ、この連載が終われば、別のジャンルでシナリオ書きに入るつもりなので、
自分自身に納得できるように、終わらせたいものです。

さて、野球の方はキャプテンズに加入した佐々美により、
まだまだ波乱に満ちた展開が続きますので、佐々美ファンは括目して見るべし!!(違)





4回表 「キャプテンズ」の攻撃


3-3の振り出しに戻った、リトルバスターズとキャプテンズの試合は、
これから4回表の攻撃、6番『笹瀬川 佐々美』の打順で始まる。

佐々美「いいですこと? これから作戦を伝えますわ」

ベンチ前で円陣を組むキャプテンズ。
これまでで3点を取ってはいるものの、エラーや内野ゴロの間などで得点を積み上げたものでは、
棗 鈴を攻略しきったものとは言えない内容。
そこで、佐々美がこれまでリトルバスターズの練習風景やこれまでの流れで見つけた鈴の攻略法を、チームに伝える。






佐々美「それでは、わたくしが先陣を切って見せますわ」



6番バッター 笹瀬川 佐々美


理樹「みんな、ここを抑えて、次の攻撃で逆転しよう!!」
先ほどの攻撃の勢いをそのままに、士気を高める理樹。
鈴にサインを送り、ピッチャー第1球!!

「いくぞ・・・・・んにゃ!!」


シュッ――・・グンッ・・・・パァン!(スライダー・見逃し)


審判「ストライ~ク!!」
佐々美「あら、1球目からスライダーなんて見せてもよろしいのかしら?」
理樹「そういうのは、打ってからにしたらどう?」
佐々美「フフ、わたくしの実力も随分甘く見られているのね」

バッター構えに入るのを見て、ピッチャー、第2球!
「ん~・・・・・・えぃ!!」


シャッ―――カキィン!!(直球・ライナー)


ボールはレフト線ギリギリへ痛烈な当たり~!!
審判「・・・・・・・ファール!!」

佐々美「これは失敗♪ 虫が止まりそうなスローボールで引っ張りすぎてしまいましたわ」
理樹(コーナーギリギリでも、鈴の普通のストレートじゃダメか・・・・なら!)
次の球のサインを送る理樹。


「喰らえ! ライジングニャットボール!!」


鈴の渾身の1球が、キャッチャーミットへ唸りをあげて向かっていく!!
理樹「よし、今日1番の球!!」


ゴオオオォッ!―――― (直球130km)


佐々美「・・・・・・」
(今日という日のために、以前の倍のバットを振り、
慣れない野球のマウンドでも投げ込みを続けたわたくしが・・・・負けるはずありませんわ!!


パキィィィン!!


唯湖「むっ・・・!?」 真人「くそぉぉぉっ!!」

ショートとサードが懸命にボールを追うも・・・・届かない!
佐々美の打球は強烈な当たりで三遊間を抜けるレフト前ヒット!!
ノーアウトで先頭バッター出塁のキャプテンズの攻勢なるか!?

佐々美「ホ~ホッホッホ! 同じ球で2度も抑えられるほどわたくしは甘くなくてよ!」

1塁上の佐々美の高笑いが木霊し、キャプテンズは7番バッターを迎える。



7番バッター テニス部主将


テニス部主将「よ~し、チャンスメイクは任せろ!」
理樹(さっきのベンチ前での円陣・・・・・気になるなぁ。)

キャプテンズが4回表の攻撃を前に組んだ円陣を気にしつつ、
慎重なファーストストライクを鈴に要求する理樹。

理樹(ここは組み立てを変えていこう、最初はシンカーだ、鈴)
(んにゃ・・・・わかった)

理樹がサインを送り終わり、キャッチャーミットを『構える』
ピッチャー、ランナーを警戒しつつ、第1球!!


恭介「・・・・・・・・あれは」
そのとき、センターから内野の全体の動きを把握していた恭介は見ていた。
・・・・・・・ランナーの笹瀬川からサインらしき身振りがバッターへ送られていたことが!!


「魔球だ! えりゃっ!!」


ビュォッ―――スッ・・・・(シンカー)


現在、唯一打たれていないシンカー。ここでもバットが空を切る音が聞こえるだけのはずが・・・・・。
テニス部主将「狙いどおりだ!!」


カキィィィン!!(ライナー)



痛烈な当たりは、ファーストのクドリャフカへと一直線で向かっていく!!
クド「わ、わふ―――」


ビシィ!!・・・・トン・・・トン・・・・



何とかグローブを打球へ伸ばしたものの、弾かれてボールはセカンド方面へ転がる!
セカンドの小毬がフォローに入るが、その間にランナーはオールセーフ。
記録はファースト強襲の内野安打!! ノーアウト1塁2塁にチャンスを広がったキャプテンズ!!


クド「ごめんなさいなのです~・・・・・」
理樹「Don't mind クド! 気にしなくてもいいよ」
(くっ、ヤマを張ってきたっていうの? 振りに迷いがなかった・・・・)
苦悩する理樹と同様に、マウンドの鈴にも怯えが出始めていた・・・・。


恭介「タイム!!」
そこですかさず恭介がタイムをかけ、4度目のマウンドへ集まる幼馴染の一同。





恭介「それじゃあ、今回もいこうか。 
   漫画シリーズ第4問 新連載『シティスイーパー・ジョウ』そのインパクトのある第1話のタイトルは?」

真人「第1話『シティスイーパー、タウンヘ格下げ』」
恭介「なんだ、スイーパーの世界には市町村単位での縦社会があったのか。もちろんそこから這い上がるのもアリだ。・・・他には?」

「第1話『潔癖のジョウ』」
恭介「ほう、それこそスイーパーに欲しい人材だな。おおいアリだ。・・・他には?」

謙吾「第1話『塵一つ見逃さないジョウ』」
恭介「聞こえは完璧だが、小姑みたいだな。まぁアリだろう。・・・他には?」

理樹「第1話『撃つんだ!ジョウ』」
恭介「燃え尽きたな・・・・真っ白に。銃弾と銃弾が交差する見事なクロスカウンター、見せてもらったぜ。」

恭介「よし、そろそろいいだろ。解散っ」





各自のポジションに戻る際、恭介が理樹を引き止め、声かける。

恭介「理樹、あいつらは鈴の球種を読んでる。気をつけろ。」
理樹「どうして恭介がそのことを・・・・?」
恭介「センターから全体を見れば判るんだ。・・・あの笹瀬川というのが塁上でバッターにサインを出してる。」
理樹「でも、読まれてたとしても対策の取りようが無いよ・・・」
恭介「それこそ、キャッチャーの魅せ所だ。・・・とにかく俺たちを信じて打たせて取ろうぜ」
理樹「・・・・うん、わかった。」

試合は、ノーアウト1・2塁から再開し、バッターは8番「野球部主将」から始まる。



8番バッター 野球部主将


理樹「鈴、しまっていこー!!」
ピッチャーが、落ち着いて第1球を・・・・投げた!!
「ん~・・・・・・えぃ!」


シャ―――ススッ・・・・パァン!(シュート・見逃し)


審判「ストライク!」
理樹「ナイスボール! 球が走ってきてるよ!」
野球部主将「・・・・・・(本当に笹瀬川からのサインどおりだ・・・・)」



回想(4回表攻撃前)


キャプテンズが4回の攻撃に入る直前に組んだ円陣。
佐々美からメンバーへの伝達は、棗 鈴の攻略法であった。


佐々美「この回から棗 鈴を攻略いたしますわ」
主将「べつにそんなに気にしなくてもいいだろ。 これまで3点も取ってるんだぜ?」
佐々美「・・・・・はぁ。 これだから素人は困りますわ。野球は1プレーで流れが変わるもの。同点に追いついたリトルバスターズは間違いなく守備のリズムも良くなるはずですの。そうなれば棗 鈴攻略は必須ですわ。」
主将「とは言っても、あの多彩な変化球をどうやって攻略するんだよ。」
佐々美「だ か ら、その攻略法を伝えると言ってるのが聞こえなかったかしら!」
主将「お、おう・・・」




佐々美「まず、決め球のライジングニャットボール。 あの球は棗 鈴を良く見ることですわ。 投げる前の掛け声で惑わされますが、投げるモーションが1テンポ他の球種と遅れているのが特徴ですの。そして何よりど真ん中にしか投げてきませんわ」

佐々美「次にシンカー。ここから言う球種は全てキャッチャーの直枝 理樹を御覧なさい。 シンカーの場合は、キャッチャーが後逸を恐れて姿勢が頭半分下がりましてよ。」

佐々美「そして、スライダーとシュート。 この場合は左右のフットワークを重視するあまり、投げる球種に応じて、立てる片ひざを変えてますわ。」
(スライダー=右ひざ、シュート=左ひざ)

佐々美「あとの直球・チェンジアップ・カーブにはフォームや構えでの見分けは付きませんが、ここまで判っていれば狙いは簡単に絞れたも同然♪」

主将「だが、それをピッチャーが投げる直前で見分けるのはキツイぞ・・・・」
佐々美「フフ・・・、安心なさい。サインは塁上でわたくしが出します。もちろん、ヒットで出塁でしてよ。ホ~ホッホッホ!」

主将一同(・・・・・・・だ、大丈夫なのか?) (-o -;)




ビシュ―――ビュン・・・・・バシィ!!(直球・ボール)

シャ―――ググッ・・・・・パァン!!(カーブ・ボール)


審判「ボール、カウント1ストライク・2ボール」
理樹(・・・・これ以上、カウント悪くできないな。 よし、ここで勝負だ!)

鈴へ4球目のサインを出し、ミットを構える理樹。
ピッチャー、ゆったりとしたモーションから力強い第4球!!


「死ね! 全力の一球だ!!」


野球部主将「掛け声に惑わされるな、モーションを見て・・・・」


ザ・・・・ビシュゥ―――ゴオオォォォ・・・・・(直球128km)



野球部主将「・・・・・・ど真ん中! ここだ!!!」



――ッキイイィィィィン!!!!



理樹「・・・・・・・あ――」
誰もが白球の行方を追った。しかし、野手は誰も動けなかった・・・・・。


ガサッ! バキバキバキ・・・・


グラウンド奥に位置する雑木林へ大飛球のボールが吸い込まれる音。
そして、審判は右手に作り上げた拳を頭の上で回し、無常にも宣告する。


審判「ホームラン!!」


それは、僕らリトルバスターズにとって、あまりにも大きすぎる3点だった・・・・・。





希望の4回表編へ続く



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その1 序章編
その2 1回の攻防編
その3 追撃の3回裏編
その4 猛打の3回裏編
その5 真打ち登場の3回裏完結編
その7 希望の4回表編
その8 不屈の4回裏編
その9 本気の4回裏編

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  by you_desuno | 2007-08-20 04:51 | PCゲーム

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