フレラバ ~Friend to Lover~ プレイレビュー
約1年ぶりに新作エロゲをプレイしました♪
作品名は『フレラバ』。
私が大好きなラブラブルを作ったメーカー、SMEEの新作となります。
体験版はHシーンと恋人状態の1シーンを除いた部分はプレイしておりました。
ラブラブルの良さをそのまま引き継いだ作品ですので、購入は即決でしたねw
今日の日記ではあまりシナリオのネタバレには触れない方向でレビューしていきます。
・・・でも、さらっとネタバレしちゃったらゴメンね♪
・キャラクター紹介
まずはヒロインを紹介していきます。
皆原 陽茉莉
主人公の幼馴染。
しかし、小学校までの付き合いであり、現在の学園に入学してからも
2年のクラスメイトになるまでの間で疎遠気味となっていた存在。
パっと見では優等生で大人し目な性格。
でも気を許した相手には言いたいことはしっかり言ってきます。
恋人状態になっても、周囲には幼馴染だったという関係は隠し、
自分は幼馴染という関係に流されて主人公に恋をしたのではないという
確かな想いを持っていちゃラブしてくれますw
ちょっと怒りっぽい部分もあってシナリオでは
主人公が尻に敷かれることも。でもそこも可愛いです。
ちなみに初恋の相手は主人公。
まだ未プレイの皆さん、2度目の恋・・・応えてあげたくなりませんか?
望月 理奈
主人公の中学からのクラスメイト
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。人望も厚く、気さくで完璧。下ネタまでOK。
それが周囲から見える彼女の姿。
ですが、実は泳げなかったり、
口では下ネタOKでも、アクシデントなパンチラ、下着透けには弱く
親からの愛が薄いせいで寂しがりやな部分があったりと、
弱い部分は人並みに持ってます。
外見だけでなく、内面まで理解してくれた相手が見つかったとき、
彼女はその相手に甘えてくれることでしょう。
柊ゆずゆ
今年からの主人公のクラスメイト。
春休みでの出会いにて、事故とは言えスカートの中に頭突っ込んだことと
友人から借りていたエロ本を持ち歩いていたことで第一印象は最悪に。
周囲の人間を常に敵視しており、近づく者には罵声を浴びせることも・・・。
しかし、そこを受け流して彼女のツッコミ上手な関係に導くことができればワンチャンスが訪れます♪
彼女が人間不信な部分には理由がありますが、
人は全てが悪い人ではない、身近なところに大事な仲間がいることを知ってもらえれば
きっと誰よりも素敵な笑顔が貴方を待っています。
典型的なツンデレですが、デレの性格が本来の性格ですので
存分に甘~い青春を謳歌してください♪
沢渡 岬
主人公の1学年先輩。
周囲は彼女の品格から、どこか裕福な家のお嬢様・・・と神格化。
最初は会話することすら叶わなかった主人公ですが、
落とした財布を届けてもらったことから交流がスタート。
実は八百屋の一人娘だったり、
大人しくて口下手でも、主人公のギャグには乗ってくれたりと
噂のイメージとは違った可愛い先輩。
本当の意味での「友達」という存在はおらず、
友達という言葉に人一倍憧れる節を見せることがあります。
友達で恋人・・・二刀流ができるなら、
貴方は先輩にとって誰よりも特別な存在になれるかも?
八百屋の娘ということもあり、野菜や料理関連になると
驚くほど饒舌になる先輩。
そういえば料理ができるクラスメイトがいたような・・・?
特別な先輩は普通の女の子。
知らなかった魅力を話して知って、
楽しい思い出を一緒に過ごしてたくさん作りましょう♪
・評価表での結果
1年前に作成していたエロゲ評価表を用いて早速評価してみました。
他作品の評価については こちら をご参照ください。
ということで上記の通り、総合点422の評価。
ラブラブルは418点でしたので、純粋に上位互換と言える作品だったのではないでしょうか。
では各項目ごとについて詳しく。
・グラフィック関連
画面がワイド対応になりましたので大きく感じるようになりましたね~。
彩色もより綺麗になりましたし、得点は伸びました。
不満があるとすれば、キャラが真横向いたときの絵が
ちょっと崩れ気味に見えるのでそこだけでしょうか。
あと、SMEE作品の下唇の彩色は本当に大好きです。
Hシーンは好きじゃなくともキスシーンは好きな身ですから
口元は非常に重要なポイント。
これだけで立ち絵、1枚絵ともに魅力が引き立っていると私は思います。
ごちそうさまでした♪
・キャラクター関連
ヒロインについては上記の紹介で触れていますので、
ここでは主人公やサブキャラを。
まず主人公。
モテないとか、またまたご冗談をw
決めるところは格好良く決めるという、ラブラブル同様の主人公。
キレのあるボケもツッコミもできる点で、優秀と言えます。
ただ、設定として帰宅部なのにスポーツ万能なのはやり過ぎな感はありました。
中学校に相当する学園時に部活動をやっていたとかあっても良かったかと。
次にサブキャラ。
今回はあまり目立たないサブキャラ達でした。
正直言えば、居ても居なくても変わらないレベル。
ラブラブルのサブキャラが優秀すぎたせいか
物足りなさが強かったです。
岬先輩ルートでは専属のサブキャラがいなかったので
ヒロイン達がサブに回っていましたが、
それで上手く話が作れているので、
サブキャラの存在意義を良く考えて次回に活かしてほしいです。
・シナリオ関連
今回、一番良かった部分は
友達以上恋人未満のシナリオでニヤニヤしちゃうところです。
ただのクラスメイト → 友達 → 気の許せる友達 → 友達以上恋人未満
こんな感じでルートに入るまでは段階的に仲良くなるシナリオが用意されています。
いちゃラブも良いですが、告白寸前の仲が良い状態も好きですので
欲を言えば、もっとこの部分を多く描いても良かったかな~なんてw
個別ルートでは付き合い始めてからの初々しさは前作よりも濃密でした。
ED付近での感動は薄く感じたのは、各ヒロインにあまり大きな障害が無かったからでしょうかね。
あと不満点に触れると、
話そのものは良いのですが、各ヒロインの好感度を上げるために
フリー会話システムが用いられている点がちょっと・・・・。
色々な会話をしてヒロインの反応を楽しむ目的だったのでしょうけれども、
せっかく会話して得た知識がシナリオ本編で全く繋がらないので
作業感が半端なかったです。
個人的には各好感度ごとに重要会話(ワード)を用意して
その会話が本編に繋がっていけば、本当にヒロインと会話してるんだな~と
実感できてより楽しめたと思います。
・ボイス関連
声優さんについては今回はほとんど知らない方ばかりでした。
なので逆に先入観なく聴けましたので楽しかったです。
・・・・終わり♪w
・音楽関連
BGMは今回、目立ってなかったな~という印象。
キャラテーマにFriend、Loverと音楽分けされているのは
前作からもそうですが非常に良いと思ってます。
・・・ただ、やっぱり『そして始まるふたりの物語』(ラブラブルBGM)に匹敵する曲が欲しかった。
でもOP主題歌がその欲求を満たしてくれますけどね♪
「quantum jump」・・・最高です!
今の私には、落ち着きがあって深みのある歌がベストみたいです。
発売前はOPムービーを多分1000回以上は繰り返して聴いてました。
今年はもうこれだけを聴いていれば何もいらない。そう言っても過言ではないかも・・・。
・システム関連
より細かい点にまで設定できるようになっているので言うことはありません。
ヒロインの髪、服装変更で楽しめる点はいつも通り良いですし、
名前変更でもヒロインは違和感が無いように喋ってくれます。
フリー会話システムだけ、上記で書いた通りに
好感度以外で本編と繋がるようにしてほしいだけですね~。
・総評
安定して高いレベルでいちゃラブを楽しめる。
SMEEはそういうメーカーです♪
ユーザーが求めている内容をしっかりと理解していますし、
前作を超えようと努力しているのが見えます。
発売ペースが1年に1作なので、次回作までが待ち遠しい限りなのですが、
ラブラブル同様に繰り返し楽しめる作品ですので、
今の私だと、ラブラブル → 同棲ラブラブル → フレラバ・・・と
大正義ローテを組んで1年を過ごせそうですねw
エロゲをここ2年は片手で足りる本数しかプレイしてない私ですが、
このフレラバは期待通りに時間を忘れて意欲的に進めることができました♪
これをきっかけにまたエロゲに踏み出してしまうのではないか・・・
そう思わずにはいられない程にエロゲの楽しさを再確認。
本当に楽しく、そして癒される作品でした。
以上、フレラバのレビュー日記でした~。
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by you_desuno | 2013-07-08 01:28 | PCゲーム